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塾長成嶋弘毅の転身

今年(2010年)の6月11日の竜の子プロダクション株主総会におきまして代表取締役社長の任を終了し退任致しました。振り返りますと30年を少し越えます年月をあのプロダクションを舞台に『ヤッターマン』『みなしごハッチ』や『ガッチャマン』を作り出して来ました竜の子に国内外、特に当初は作品の海外販売と紹介に専念し奔走し。その集大成として最期の5年間は代表取締役社長として68歳まで全う致しましたつもりでおります。
 
その傍ら竜の子プロダクションでの勤めを始める少し以前より空手道葉隠塾を立ち上げ組織としての礎を築く為に同時に努力精進を重ねて参りました。ビジネスと武道である空手道を両立出来ました事は偏に竜の子プロダクションの創業者である吉田様ご兄弟の理解があったらばこそ出来たことと今更ながら有り難く思っております次第です。その後竜の子プロダクションは大手玩具メーカーの旧タカラ、当時代表取締役であられました佐藤慶太氏により買い取って頂き、同時に代表取締役社長に任命された訳です。成嶋退任の後は親会社のタカラトミーの副社長である同、佐藤慶太氏が代表取締役として引き継いで下さいました。竜の子はまた新たな進展を迎えた訳です。私は暫くの間顧問として残りますが、どうか私の古巣である竜の子へ引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
ビジネスと空手道を両立させるには如何にその両方を68歳まで支える意欲と精神力が必要であったかは云う迄もありません。なお、そのエネルギーとなるものは夢と憧れだったのです。ビジネスの世界はもとより武術の世界においてもそれは普遍の要素であると今更に信じるばかりです。勿論いまでも憧れ続けており日々の努力を怠ってはおりません。己の肉体がそれを受け入れてくれます限り人生の終末に至まで終わることを知りません。
 
多分、多くの弟子もまた私自身を慕って下さる方々も供に人生を伴走して下さるであろうと信じております。
 
これからは空手道と教育に関わる仕事に専念してまいりますので変わりませぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
2010年6月11日